インド映画「きっと、うまくいく」が面白かった!【感想】
ようやく時差ボケが治ってきました。ぴろーです。
最近ずっと気になっていたインド映画を見終わり、めちゃくちゃ面白かったので紹介します。
タイトル:『きっと、うまくいく』
3時間というかなりボリュームのある映画でしたが、マンネリになることもなく終始飽きない展開で楽しめました。
これが無料で見れるAmazon primeは神ですね。
登場人物とあらすじ
登場人物とあらすじを簡単に紹介します!
登場人物
本作品の主役となる3人。
左から
「ラジュー」
「ランチョー」
「ファルハーン」
何かとランチョーに突っかかってくるガリ勉野郎の「チャトゥル」
どう見ても悪役顔の「ウィルス学長」
ヒロインである「ピア」
あらすじ
日の出の勢いで躍進するインドの未来を担うエリート軍団を輩出する、超難関理系大学ICE。エンジニアを目指す天才が競い合うキャンパスで、型破りな自由人のランチョー、機械より動物好きなファルハーン、なんでも神頼みの苦学生ラジューの“三バカトリオ”が、鬼学長を激怒させ、珍騒動を巻き起こす。 抱腹絶倒の学園コメディに見せつつ、行方不明のランチョーを探すミステリー仕立ての“10年後”が同時進行。根底に流れるのは学歴競争。加熱するインドの教育問題に一石を投じ、真に“今を生きる”ことを問いかける万国普遍のテーマ。(C)Vidhu Vinod Chopra Production 2009.All rights reserved
感想(軽いネタばれあり)
はっきり言って、めちゃくちゃ面白かったです!
インド映画にはよく分からないダンスシーンが多いと聞いていたのですがそんなこともなく、ダンスシーン自体はあったもののそれも楽しめるレベルでした。
メインテーマとして、「自分の好きな道を行く」というメッセージが込められており、それがインドの超学歴競争社会批判になっているのかなーと感じました。
ランチョーがかっこいい
メインキャラのランチョーがね、とにかくかっこよかったんですよ。
こんなアホな顔してますが(;^ω^)
学長の嫌がらせに対してくじけず、持ち前の柔軟な発想力で切り抜けるのは見ていて痛快でした。
学長に対して、大学の教育方針は間違っているとはっきり意見したシーンは痺れました。
仮に自分の意見の方が正しいとしても、ぼくだったら絶対に言えない。
自分の信念を貫く姿はとてもクールでした。
チャトゥルが良い味を出していた
これは持論ですが、映画や漫画などの面白さを決める要素の1つに、主人公以外のキャラも魅力的かどうか、があると考えています。
本作では、チャトゥルが良い味を出していました。
もちろん、他のキャラも魅力的だったのですが、主人公たちと対照的に描かれていた彼にも信念があり、それを貫いているのが良かった。
自分は暗記という方法で上に行く、と。
途中、それが仇になってかなり痛い目に合うのですが、その後も自分を曲げずに努力していた。
それでもテストでは1位になれないのは、この映画の方針上仕方がないですね。笑
ともあれ、チャトゥルは憎めないキャラでぼくは大好きでした。
インドの女性の結婚について
劇中でラジューの姉の結婚相手について触れているシーンがあります。
結婚相手が車を要求していて、うちは車を買う余裕がないから結婚できないと。
え???なんで結婚するのに相手に貢物する必要があるの?意味わかんねー!
ってなりました。
日本の文化とかけ離れすぎていてすごい気になったので調べたところ、
花嫁側は花婿側に貢物をする必要があるみたいです。
それが出来ない場合や、貢物がふさわしくない場合は破談になってしまうようです。
かなり女性側に負担のかかる慣習ですね…。
インドのカースト制度が関係しているのだろうか。
気になりますが、今回の記事のテーマから離れすぎるのでここまでにします。笑
映画「きっとうまくいく」感想まとめ
久しぶりに面白い映画に出会えてよかったです。
気になってはいたものの、正直インド映画ということもあってなめてました。
何事もイメージで先入観を持つのはダメだと改めて痛感。
ダンスシーンも苦にならず、むしろ楽しんで見れるレベルでした。
他のインド映画も見てみようかしら。
ぼくはこの映画をAmazon primeで見たので、会員の方は無料で見れます。
3時間の大作ですが時間を忘れて楽しめると思うので、お時間があるときにぜひ見てみてくださいね~!