やりたい事だけやるのは不可能だ、という話
どーも、ぴろーです!
「自分が好きな事、やりたい事だけやる」
すごい魅力的な響きです。
人間だれしも好きな事だけやって生きていたいものです。
でもそれって本当に可能なんでしょうか??
自分のやりたい事が全てやりたい事とは限らない
これは自分の話ですが、ブログを書いたり書く内容を考えるのはすっごい好きなんです。
記事を書いたり考えることはすごい楽しい。
まさに至福の時間です。
でも、ブログの本体をデザインしたりするのはめっちゃめんどくさくて嫌いなんです。
ブログの細かい設定とか。何をどこにどう表示するのか、とか。
ちょうど今ブログをWordPressへ移行中でかなりめんどくさく感じてます。笑
スポーツだってそうです。
ぼくはアルティメットが大好きなのですがストレッチはめんどくさくてマジで嫌いです。
でもストレッチをしないと体が硬くなって怪我をしやすくなりますよね。
自分が長く楽しくアルティメットを続けるにはストレッチは欠かせないのです。
つまり、やりたい事とやりたくない事はセットなのです。
やりたい事だけに目を向けているとやりたくない事が出てきた時に自分の想像とのギャップを感じます。
1つの面だけ見て好きだと思っている
あなたは自分のやりたい事をなぜやりたいと思ったのでしょうか?
それはあなたにとって楽しかったり、やりがいを感じられる部分があったからです。
しかし、それはあくまでも”部分”であって”全体”ではないのです。
あなたが見ているのは物事を分解した中の一つの側面に過ぎません。
木を見て森を見ていないというか。
例えば、夏の定番であるBBQ。
肉を焼いてみんなでビール片手にワイワイするのは本当に楽しいですよね。
でも、みんなが好きなのは大体そこだけなんですよ。
BBQをやると言っても最初から飲み物と焼けた肉が用意されてるわけではありません。
- BBQに必要な器具、食材、場所の確保。
- 火起こし
- 一緒にBBQをやってくれるメンバー集めや日程調整。
- 最後の片付け。
分解していけばこんなに要素があってめんどくさいことも沢山あります。
もちろん、準備も含めて好きだ、という方がいるのは間違いないです。
でも、みんなが一番好きなのって食べてる時じゃないですか?
BBQと言われて想像するのはまずそこじゃないですか?
誰も準備しているところを真っ先に想像する人はいませんよね。
自分が好きと思える側面しか見えていないから、嫌いなことが出てくると
「思ってたのと違った」
「こんなこともしないといけないのか」
とギャップを感じることになります。
まとめ
冒頭でも述べたように
やりたい事とやりたくない事は必ずセットになっています。
ハンバーガーに入っているピクルスみたいなものです。
ハンバーガーは好きだけどピクルスは嫌いだから抜こう、なんてのはできません。
(現実では店員さんに言えば抜いてもらえるけどね)
大事なのは、物事の全体を捉える事。
自分の好きなところはあくまでもその物事の一つの要素に過ぎないという事を理解する。
好きなところだけ見てると理想と現実のギャップに苦しめられてしまいます。
ということで、やりたい事だけやるというのは不可能だっていう話でした。
以上!