ぴろー録

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【アルティメット】「巨峰」の紹介!

どーも、ぴろーです。

今回は「巨峰」というエンド前のミドルの動きを紹介します。

 

エンド前のミドルのOF、DFが前に張っているので中々抜きづらいですよね。

そんな中でも、

エンド前とかオープンゴリゴリでいけば余裕!

とかいう身体能力おばけ系の選手がいます。

身体能力がそこまで高くなく

エンド前のDF全然抜けない…というイメージを持たれてる選手もいます。

今回は後者の方の為の記事です。

 

たしかに、DFは奥がないから前を切っておけば止めれます。

OFはスペースは狭くて選択肢限られるしDFは前に張ってるしで抜きづらいです。

 

そこで今回紹介する「巨峰」の動きを使ってみてください。

エンド前のOFでとても有効な動きです。

上手く使えばDFの止める場所を増やしOF有利な状況に持ち込めます。

身体能力があまり高くないって方は特におススメです!

 

巨峰の動き方

まず画像の説明を。

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:OF

:DF

サッカーボール:ディスク

ハーフライン:ゴールライン

OF方向:上

○状況

・ハメ側にディスクがある(サイドアップ)

・エンド前

・ミドルのDFはオープンを止めるため前に貼っている状況

 

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まず、赤7がオープンに仕掛ける。

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前に張られているので抜けない事が多い。

もし抜けていれば得点。

 

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次に赤7はインサイドにカットを切る。

抜けていれば赤1はインサイドを投げて得点。

ここで大切なのは、抜けていなくてもインサイドのスローフェイクを入れる事!

投げるぞ、という姿勢を見せる事でDFはより危機感を感じます。

 

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インサイドも止められたら次は奥を狙いましょう。

画像の通り、ここまで来るとポジションは勝ってるので抜けます。

ここで難しいのはスロワーの方です。

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上の画像のように少し巻き気味で奥のスペースに投げるといいです。

スペースに残すイメージですね。

無風、向かい風だと投げやすいですが追い風だとスペースに残すスローは難しくなります。

 

巨峰のメリット

巨峰のメリットは2点あります。

1.身体能力で劣っていても抜ける

前に張られているとただオープンに勝負するだけでは抜きにくいです。

DFはオープンを止めるだけでいいですからね。

そこで、インサイドと奥の駆け引きをする事でDFに止める所を増やさせる。

駆け引きに持ち込めば身体能力が多少劣っていても抜けます。

 

2.ストーリングを動かせる

もし抜けなくてもストーリングがコースを消すために動く可能性があります。

すると次の展開が簡単になる。

エンド前で展開にプレッシャーかけられないのはしんどいですよね。

早い展開をされるとDFの体の入れ替えが難しくなり、ずれを生みます。

簡単に言えば、入れ替えが間に合わなくなります。

そこを後ろが狙い簡単に点を取ることができます。

 

注意点

巨峰の動きをするにあたって気をつけるべき点が2つあります。

1.スペース空け

味方は巨峰をする選手の為にスペースを空けてあげる必要があります。

スペースがないとどうなるか。

下記の画像を見てください。

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ハンドである赤2と赤3がオープンによっています。

これによって赤7がインサイドにカットするスペースが潰れています。

また、インサイドにカットしてもポーチで食われやすくなってしまいます。

ハンドラーの方は後ろの動きを見て、巨峰すると思ったらすぐにスペースを空けてあげましょう。

 

どんなプレーにも言える事ですが、1つのプレーを成功させるにはチームとしての共通認識が重要です。

アルティメットのOFはスペースをいかに使うかにかかっています。

これから使うスペースを味方が潰してしまっては勿体ないですよね。

 

勝負の時間

もしミドルが抜けそうになければ展開を見ましょう。

状況はエンド前のハメ側。

DFからすると絶好のハメどころです。

巨峰で勝負するとカウントが大体5までいきます。

ここで時間をギリギリまで使う事はハイリスクです。

得点まで後1歩ですが、ここまで進めたディスクは大事にしましょう。

 

まとめ

今までの内容を簡単にまとめます。

巨峰の動き方

まずオープン勝負

その後、インサイドと奥の2つで駆け引き。

抜けた方でもらう。

 

メリット

1.身体能力劣っていても駆け引きで抜ける

2.ストーリングを動かし次の展開を楽にする

 

注意点

1.巨峰をする選手の為のスペース空けの徹底

2.ハマらないよう勝負の時間に気をつける

 

いかかでしたか?

簡単に取り入れられる動きなので是非次の練習から試してほしいです。

DFと駆け引きする楽しさ、これを知るとアルティメットがもっと楽しくなりますよ〜。