1人でスロー練習していたらロシア人美女に声をかけられた話
ぴろーです。
これ、アルティメッターあるあるだと勝手に思ってるんですけど1人でスロー練習する時期ってないですか?
大学1回生〜2回生の時の僕がそうでした。
家の近所の公園にディスクを5〜10枚ぐらい持っていき、誰もいない空間に向かって投げ続ける…。
そしてディスクがなくなったら向こう側まで取りにいって次は逆方向に投げる。
これを延々と繰り返すんですよね。
はたから見ると寂しいやつだと映るかもしれませんが、投げてる本人は全然そんなことなくてめっっっっちゃ楽しんでやってます。
今もそうですが、フリスビーを投げるだけで楽しいんですよ。
だいたい2時間ほど投げ続けて疲れるか満足したら切り上げてましたね〜。
1人でスロー練習してると、たま〜に声をかけられることがあります。
「お兄ちゃん円盤投げるの上手いねぇ〜」って公園で休憩してる年配の方に声をかけられたりだとか。
声をかけてくるのは年配の方が多かった印象がありますが
なんとロシア人の美女に声をかけられたことがあります。
今回はそのことを書いていきます。
美女に声をかけられた話
大学1回生の秋の夕方ごろ、暇だったので近くの公園(自転車で15分ぐらい)にスロー練習しに行きました。
だいたい1時間ほど投げてました。
その日は結構風も吹いててなかなか思い通りに投げることができず、暗くなってきたのもありそろそろ切り上げようと考えてました。
そんな時
「Excuse me!」
と横から綺麗な女性が話しかけて来ました。
急に話しかけられたもんでめっちゃテンパって
「Hello,I'm fine!」
って会話の流れ的に意味のわからないことを言ってしまう始末…。
向こうも首を傾げてるし、うわ〜〜と1人でなってました。
しかし、そこから何とか落ち着きを取り戻すことに成功。
冷静になって相手を見てみると、なんと子猫を抱きかかえていました。
なんか訳ありの様子…
拙いながらも英語で色々聞いてみると
・公園近くの道路で足を怪我をした子猫を見つけた。
・何とかしなきゃ!と子猫を連れていこうとしたがここは日本だしどうすればいいかわからない。
・とりあえず近くの日本人に助けてもらおう。
という経緯で僕に声をかけたようでした。
とりあえず警察に行くことに
「怪我をした動物ってどこに預ければいいんだ??」
こんな経験初めてなのでどうしようかと悩みましたが、とりあえず警察に預ければ何とかしてくれるだろう、という考えのもと警察に行くことに決めました。
警察に行くことを伝えると彼女も納得した様子。
一緒に警察まで行くことになりました。
到着まで歩いて30分ぐらいあったので色々と話しました。
この時名前を聞いたのですが忘れてしまいました…^^;
ここでは「アリサ」と呼ぶことにします。
アリサはロシア出身で現役大学生らしい。
歳は20歳。当時の僕の2つ上ですね。
*ここからの会話は日本語で書きます
ぼく「何しに日本に来たの?」
アリサ「友達と旅行しに来たよ」
ぼく「そうなんだ~。あれ?その友達は?笑」
アリサ「日本の知り合いがいてその子と遊んでるの~。自分は暇だからホテル周辺を散策してた!」
ぼく「なるほどねー!(笑) そういえば、なんで髪を緑に染めてるの?」
アリサ「自分が好きなバンドのボーカルと一緒にしたくて染めてみたの!」
ぼく「素敵やん。」
こんな感じで道中は楽しく会話しながら行くことができました。
そして警察に到着。
警察に入るのはじめてだ…と特に悪いこともしていないのにドキドキしました。
警官の方に事情を説明。
どうやら、動物愛護センターに送ってくれるみたいです。
このことをアリサに説明すると、かなり安心したようで今にも泣きそうな顔。
警官の方にめちゃくちゃ感謝していました。
それを見て、「なんって心の優しい人なんだ…」と1人で感動していました。
そして警察を後にしました。
ぼく「いや~無事助かりそうで良かったね!」
アリサ「本当にありがとうね。」
ぼく「いいよいいよ。じゃあ、アリサも気つけて帰って!日本を楽しんでね~」
アリサ「うん。あ、そうだ、この後友達と一緒にご飯食べる予定なんだけど一緒に来ない??」
ぼく「Of course」
これはいくしかない。
なんなら少し食い気味に答えましたね。
そう、これは国際交流なのだ。
ロシア人2人とご飯
というわけで少しして友達が合流。
友達の名前も忘れてしまってるので(忘れすぎ)「エレーナ」とします。
このエレーナという子、常にめちゃくちゃハイテンション。外人の女の子って感じがした。
しかもアリサにロシア語で話しかけます。
うーーん、さすがにわからん(;^ω^)
しかし途中でアリサが言ってくれたのか英語で喋ってくれるようになりました。
アリサとは小さいころからの友達みたいです。
二人の話を聞いていると、どうやらUDONが食べたいと。
ということで連れて行きました。
丸亀製麺。
「ド定番のチェーンやん」というツッコミはさておき、2人には喜んでもらえたようです。
「天ぷらうめーーー!」
ってずっと言ってました。
いや天ぷらかい。
もちろん、うどんも美味しかったようですがそれ以上に天ぷらに感動したみたいです。
なんか自分が褒められてるみたいで嬉しいですね、こういうの。
そしてなんと、食事代をおごってもらいました。
ロシアの美女とご飯食べられてさらに奢ってもらえるなんて贅沢過ぎた。
別れの時間
ご飯も食べ終わり、お別れの時間がやってまいりました。
二人はホテルに帰るみたいです。
せっかくの出会いだし、このまま分かれるのはもったいないな、と。
勇気を出して連絡先を聞いてみました。
なんと、あっさりといいよ~と言ってくれました。
きたーー!!(^^)!
と心の中では大喜び。
しかしここで問題が。
スマホの電源が切れている…
このタイミングでこれはなさすぎる。
携帯バッテリーを必死に探すもよく考えたら今の僕の持ち物は
・ウルトラスター×10
・自転車
役に立たなさすぎる。
かつてこんなにディスクが無力に思えたことがあるだろうか、いや、ない。
というか財布ぐらい持って来いよ自分。
どうしようかと考えていたら閃きました。
「そうだ!フェイスブックでつながればいいんだ!」
自分でいうのもあれですが、この時の自分の発想にはシビれました。
さすがぼく、という感じでした。
ということで自分のフルネームを二人に教えました。
上手くいったぞー。よしよし。
別れ際にアリサは、自分が持ってたうちわにメッセージを書いて渡してくれました。
こういうのっていいなーと思いながら二人の背中を見送りました。
自宅への道中、友達申請が来た時の事を考えていました。
すぐ承認だな
いや、あえて時間をおいてじらしてみるか?笑
今考えると完全に浮かれていましたね。
そして自宅に戻ってすぐスマホに充電器をぶち込みました。
そして起動しフェイスブックを開く。
通知:0件
「まだか。まあ、明日になれば来るだろ。」
~翌日~
待てど暮らせど通知は0。
さすがに「あれ??」と思うようになりました。
そしてこの時から6年経った今
いまだに友達申請は来ていません。
あの時アリサの名前をなぜうちわに書いてもらわなかったのか。
あほかと。
フェイスブックでつながればいい
その自分の発想に酔い過ぎていた…。
なかなか悔やまれますね。
伝えたいこと
さて、この記事で伝えたいことは1つ。
1人でスロー練習に行くときはスマホをフル充電してから行くようにしましょう。
以上です。