【アルティメット】競り強い選手が前に降りたらいけない理由

ミドル（ディープ）の選手でスローが上手くなってきた時によく見られる光景があります。

やたらと前に降りてもらいたがる。

そして展開なりインサイなりを投げて奥に戻っていく…。

特にハンドラーが弱いチームに見られます。

これに対する僕の考えは

上競りが強い奥の選手はやたらと降りてくるな

です。

理由は2つあって

こんな事言ってますが、昔は僕も降りたがる選手でした。

ハンドの展開力がなく詰まってなくてもすぐヘルプにいき展開ばかりしていました。

なぜチームの為にならないかというと

・ハンドの成長を妨げている

・あなたが奥に行く方が簡単に点を取れる

からです。

スローが投げられるあなたが下りれば確かにディスクはよく回るでしょう。

ですがそれは本来ハンドラーの役割ではないでしょうか？

ミスしてもいいからハンドで打開させないといつまでたっても成長しないです。

まずハンドに任せて長い目で見ること。

こっちの方がチームの成長につながるのではないでしょうか。

競り合いに強いあなたが下りるより、奥でシュートをもらう方が楽に点を取れます。

一本のパスで大きくゲインが稼げます。

また、DFの気持ちになって考えてみましょう。

競り合い強い選手が前でディスク回してる

積極的に奥を狙ってくる

どっちのミドルがDFからすると怖いでしょうか？

僕は後者だと考えます。

シュート貰われる＝得点に直結するからです。

2つ目の理由、なぜあなたの為にならないか？

もし将来、代表を目指したり、レベルの高いチームでプレーする事を考えていれば自分の為になりません。

レベルの高いチームで求められるのは万能性よりも自分の武器を持つことです。

上競りが強いならば、絶対に上で勝てる技術を身に着けたり、シュートをもらう動きの駆け引きの技術を磨いた方が活躍できます。

全ての技術が高い水準にあれば話は違ってくると思いますが。

自分の武器を磨く方が効率的です。

もし自分のチームを強くしたいと考えているなら自分という選手の使いどころをもう一度考えてみるべきです。

自分が1番チームに貢献できる方法は何なのか、考えてみてください。

チームメイトに客観的な意見を求めるのもいいかもしれませんね。

ぴろー録